■ ID | 283 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 微動アレー探査のための空間自己相関法:半円形アレーの適用について Spatial autocorrelation algorithm for the microtremor survey method using semicircular arrays |
■ 著者 | 岡田広
Hiroshi Okada
元北海道大学理学部 松岡達郎 Tatsuro Matsuoka 埼玉県環境科学国際センター 白石英孝 Hidetaka Shiraishi 埼玉県環境科学国際センター 八戸昭一 Shoichi Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 物理探査学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 物理探査学会第109回学術講演会論文集、183-186 |
■ 抄録・要旨 | 微動アレー探査のためのアルゴリズム・空間自己相関法(SPAC法)に半円形アレーを適用する場合の空間自己相関関数を理論的に導き、(1)実用上効率的な「中心1点・周上等間隔3観測点」配置の半円形アレーによる空間自己相関係数の誤差評価から、空間エイリアシングの生じない波数領域で精度の良い空間自己相関係数が期待できる、(2)野外での半円形アレーおよび円形アレーによる微動観測から、対象となる周波数領域で互いに良く一致する空間自己相関係数が得られる、などの結果を得た。SPAC法には円形アレーのみならず半円形アレーも適用可能なことが明らかになった。このことにより、微動アレー探査がより容易になり、利用範囲の広がりが期待できる。 |
■ キーワード | 微動探査法、半円形アレー、位相速度 |
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